下鴨神社（賀茂御祖神社）
下鴨神社（しもかもじんじゃ）は世界遺産に登録されている京都随一の聖域です。
正式名称は賀茂御祖神社（かもみおや）で、京都三大祭りの葵祭でも有名な神社！
また、インスタ映えするレースのお守りや、みたらし団子が堪能出来る観光スポット！
今回も写真とともに、見どころや、お守り、アクセス、駐車上などをご紹介します。
見どころ
下鴨神社の摂社、河合神社の先には糺の森と呼ばれる自然豊かな森林があります。
京都にはたくさん神社ありますが、これだけ広大な鎮守の森を守っているのはここだけ！
そのことが評価されて、ユネスコ文化遺産に登録されました。
そして、糺の森の先にあるのが鳥居。
隣には男女のご縁や、いろいろな人との縁を結んでくれる『相愛社』があります。
楼門
鳥居をくぐると、下鴨神社を代表する楼門が見えてきます。
写真では普通の赤い門にしか見えませんが、本当に大きいです！
舞殿
楼門の先に見えてくるのが、神楽を舞う為の舞殿があります。
お神楽は子供のころは退屈なものでしたが、歳を重ねるごとに面白さを感じます。
そして、舞殿の先にある中門をくぐると…
言社
七社からなる言社（ことしゃ）があります。
十二支の守り神が祀られていて、自分の干支の御社を参拝すると良いとされています。
ちなみに、どのお社も出雲大社の大國主命の別名が当てられています。
京都にあるのに、出雲とゆかりのある神社。
何だか不思議ですね。
本殿
言社の先には２つの本殿があります。
西本殿には、神武天皇をお助けした開運の神である『賀茂建角身命』が鎮座。
東本殿には、賀茂建角身命の娘で、安産の神である『玉依媛命』が鎮座しています。
お守り
下鴨神社ではたくさんお守りがありますが、開運招福御守がスゴいんです！
レース生地で出来ていて、光を通すと綺麗で超インスタ映えします。
モラル的に写真を載せる事が出来ませんが、とにかくスゴいお守りです！
ちなみに初穂料もスゴいです（苦笑）
なお、ちりめん生地のお守りや、デニム製のお守りもありますので、ご興味あれば是非！
みたらし団子
下鴨神社には古代から植生が潤す聖なる池、みたらし池があります。
このみたらし池に湧き出す水の泡を形取って作られたのがみたらし団子。
そう！
みたらし団子は下鴨神社で発祥しました。
なお、境内にある『加茂みたらし茶屋』では絶品のみたらし団子が堪能出来ますよ～♪
賀茂建角身命
西本殿のご祭神である『賀茂建角身命』は、熊野大社でも超有名な『八咫烏命』です。
そして、丹波國の伊賀古夜媛命と結婚して、美しい女の子が生まれました。
この女の子が『玉依媛命』です。
下鴨神社・東本殿のご祭神でもあり、かつ、摂社・河合神社のご祭神でもあります。
丹塗矢（火雷神の化身）
そんな玉依姫命が鴨川で遊んでいるときに、丹塗矢（火雷神）出会い、恋に落ちました。
そこで、早速ちょめちょめ（自主規制）し、男の子と、女の子が生まれました。
男の子は上加茂神社の祭神、賀茂別雷大神。
下鴨神社は、上加茂神社のお爺さまなので、賀茂御祖神社と呼ばれています。
女の子は初代天皇・神武天皇の奥さんとなる媛蹈鞴五十鈴媛命です。
つまり…
妻 伊賀古夜媛命（丹波國）
↓
娘 玉依姫命（河合神社）
↓
孫 賀茂別雷大神（上加茂神社）
孫 媛蹈鞴五十鈴媛命（神武の妻）
ということです。
三井神社
本殿の隣には囲いを挟んで、三井神社が鎮西しています。
三井神社は、『山城国風土記』の鴨社の条に『蓼倉里三身社』とある社です。
賀茂建角身命（中社）
伊賀古夜媛命（東社）
玉依媛命（西社）
末社には諏訪社、小杜社、白鬚社。
1629年の式年遷宮のとき造替されたもので、重要文化財です。
下鴨神社のまとめ
自然豊かな糺の森に鎮座する下鴨神社。
世界文化遺産に登録され、日本の歴史（特に丹波國と出雲國）に深く関わりのある神社。
さらに豊富なお守りや、絶品のみたらし団子発祥の地。
京都のおいでの際は、是非ご参拝下さい～
写真ギャラリー
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アクセス
下鴨神社
京都市左京区下鴨泉川町５９
地下鉄（烏丸線）
京都駅～北大路駅。さらに市バス1番・205番（約25分）下鴨神社前（または糺ノ森前）
市バス（4番・205番）
京都駅～下鴨神社前（また糺ノ森前）下車。
駐車上
下鴨神社には、境内西側に300台駐車可能な大規模な駐車場が整備されています。
なお、以前あった南駐車場はマンション建設のため利用不可ですのでご注意下さい。