安井金比羅宮 実話にもとずく物語
安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)は京都市の東大路沿いに鎮座する神社。
悪い縁を切り、良い縁を結ぶパワースポットとしても有名です。
今回も写真と共に、金運や恋愛などの効果が抜群の聖域をご紹介していきます。
悪い縁を切り、良縁を結ぶ
四角柱で出来ている石の鳥居。
このような鳥居を角鳥居(かど・とりい)と言います。
角鳥居は大阪府の住吉大社が一番有名なので、そちらとご縁があるのかも知れません。
手水舎
参道を進むと大きな手水舎が見えてきます。
感染対策として竹筒が設置されています。
コロナが落ち着いたとしても、このような形は続くかも知れませんね。
御朱印とお守り
手水舎で心と身体をお清めをして見えてくるのが、金比羅会館。
写真左手には社務所があり、こちらで御朱印とお守りが授与されます。
縁切りの縁結び碑
安井金比羅宮と言えば、やっぱりこれ!
黒猫ちゃんも縁切り&縁結び中の模様(笑)
縁切りと聞くと怖いイメージを持たれるかも知れませんが、人生が上手く行かない原因は何か悪い習慣があるから。
その習慣を断ち切ることで、初めて良いご縁(金運や、恋愛運など)が結ばれるのです。
もちろん独りでも出来るのですが、やっぱり神さまのサポートがあったほうがいい!
そこで役立つのが当社のご利益です。
でわ、どうしたら悪縁を切ることが出来て、どうしたら良縁が結ばれるのでしょうか?
その手順をお教えします。
①まず、お札に願い事を書き、石碑の裏側から穴をくぐることで、悪い縁が切れます。
②その後、表から穴をくぐることで良い縁が結ばれます。
最後にお札を石碑に張ることで、良いご縁が長期に渡って結ばれることになるのです♪
拝殿
こちらが安井金比羅宮の拝殿。
もとは藤原家の繁栄を願うお寺だったのですが、光明院観勝寺の建立、蓮華光院の移築と形を変えていきます。
そして、明治時代。
神仏分離により現在の形となり、それに併せご祭神も大物主神に改めました。
旧称、藤寺。
綺麗な藤が咲いていたことに由来します。
本殿
75代崇徳上皇は藤寺を愛でると共に、寵愛する阿波内侍をお気に入りの藤寺に住まわしていした。
ですが、保元の乱により崇徳上皇は讃岐國に流罪→崩御。
崇徳上皇の愛を受けてた阿波内侍はショックで泣き続けてる日々。
それでも崇徳上皇を愛し続けた阿波内侍は、藤寺で日夜ひたすら勤行を続けます。
晩年、阿波内侍にも最後の時が訪れ、二人は極楽浄土で再び結ばれます。
この愛の物語、縁結びの実話が安井金比羅宮に恋愛運のご利益へ繋がっていくのです。
境内の見どころ
境内には様々な摂社・末社があります。
まずは、安井天満宮。
怠け癖を絶ち切り、成績向上の縁を結んでくれます。
久志塚(櫛塚)
こちらも美顔・美容の縁を結んでくれます。
9月の第4月曜日には『櫛まつり』が行われています。
八大力尊社
蓮華光院ゆかりの遺物で、地中から発見されたものを祭っています。
頑張っても報われない。でも、それでも時間と共に報われる。
そんなご縁を結んでくれます。
遙拝所
崇徳上皇の流罪所、讃岐にある金毘羅大権現を向いています。
もしかしたら阿波内侍も、ここで愛する人を思っていたのかも知れませんね。
安井金比羅宮のまとめ
良縁を結ぶには、まずは悪い縁を切ること。
この効果があるのが、安井金比羅宮。
皆さまも良縁を結んで下さいませ~
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