砥鹿神社 本宮山(奥宮)と御朱印
砥鹿神社(とがじんじゃ)は愛知県豊川市に鎮座するご聖域です。
社格も、三河國一ノ宮、旧国幣小社であり、東海地方の総鎮守とスゴい神社!
さらに背後の本宮山には、神さまそのものをお祭りする奥宮もあります。
今回もそんな素敵な砥鹿神社を写真と共に、御朱印、歴史、アクセスをご紹介します♪
砥鹿神社の見どころ
砥鹿神社はJR飯田線の三河一宮駅から徒歩で約15分くらいで到着します。
立派な大鳥居が見えてきました!
本来、本宮山の砥鹿神社奥宮を遙拝するものとして建立されたのですが…
豊川海軍工廠への大空襲で損傷したために、現在の国道沿いに移築されました。
大鳥居には至る所に空爆の被弾痕が見られ、戦争の悲惨さを現在に伝えています。
表神門
これまた立派な神門!
表鳥居から直進すると西門に到着するので、正式参拝にこだわる方はご注意です!
表神門の横手には手水舎があります。
今日はお花が添えてありました。
綺麗ですね~
拝殿
拝殿が見えてきました。
砥鹿神社は人が住まうこの地にある里宮と、本宮山の奥宮の『二社一体』となってます。
社殿は新しくても、1300年以上も歴史があります。
本殿
拝殿の裏にあるのがご本殿。
ご祭神は大己貴命(オオナムチ)
出雲大社で有名な神さまです。
砥鹿神社のご由緒
砥鹿神社のご由緒は、文武天皇が病に倒れたことから始まります。
この文武天皇の健康長寿を祈願するために、草鹿砥公宣が本宮山に派遣されました。
本宮山は三河地方では中心的な山岳信仰で、磐座、古墳群が分布するご聖域。
そんな本宮山の神さまをお願いする途中で、草鹿砥公宣は道に迷ってしまいます。
ですが、途中で出会った老人の導きにより、無事に祈願することが出来ました。
この老人こそ本宮山の神であり、感謝の意を表すため当社(里宮)が創建されました。
ちなみに…
砥鹿神社の『鹿』は草鹿砥公宣の『鹿』で、動物の鹿ではありません(笑)
砥鹿神社の摂社・末社
砥鹿神社には沢山の摂社・末社があります。
三河えびす社
まずは、三河えびす社。
大己貴命の子である智徳の神・事代主命と、体徳の神・建御名方命をお祭りしています。
ちなみに事代主命さまは『エビスさま』でもあるので…
社殿内部にエビスさまがいらっしゃいます。
マスクで感染対策もばっちり(笑)
拝殿裏には、鎮守の森にある立派なご本殿があります。
本宮山遙拝所
左側は縁結び守見殿神社で、鳥居のある右はご神体である本宮山を参詣する遙拝所です。
ここでお手々ポンポンをするのですが…
鎮守の森で本宮山は見えません(笑)
護国神社
神社外苑にも沢山のお社があります。
護国神社もその1つ。
旧宝飯郡一宮町の戦没者をお祭りしてます。
安産祈願の柄杓(ひしゃく)
ご祭神である大己貴命は良縁を結ぶ神さま。
男女の出会いだけでなく、新たに命を授かる子供とのご縁も結んでくれます。
当社の柄杓には底が空いていますが、これはスルン~!と生まれてくる意味があります。
皆さまも、赤ちゃんの懐妊と、出産の無事を祈りましょう~
神亀石とさざれ石
磐座の本宮山(ご神体)に相応しく、神石が境内にたくさんあります。
亀の甲羅に似た模様の神亀石は、健康長寿のご利益があります。
石に触れるとご利益が頂けます。
高さ2.6m、横幅3.4mの日本一のさざれ石!
開運石、子産石とも呼ばれて、開運、安産、子授けのご利益があります。
砥鹿神社の御朱印
通常の御朱印、月替りの限定御朱印。さらに縁結び、三河えびす社、本宮山奥宮。
この5種類の御朱印があります。
御祈祷奉仕の時間は午前9時から午後3時で、初穂料は300円となっております。
毎月限定…
毎月なんて遠くて行けないよ~(笑)
砥鹿神社のご利益
砥鹿神社のご利益は…
御子神のえびす様による商売繁盛!
さらに、
と、ご利益がてんこ盛り!
しか~し!!
草鹿砥公宣が病気の文武天皇を回復祈願し、その思いによって神に導かれた。
このことを考えると『大切な人を守る』
これが最大のご利益ではないでしょうか?
砥鹿神社のまとめ
砥鹿神社は1300年の歴史があり、東海地方で随一の神社!
里宮には立派な社殿があり、境内には沢山の摂社・末社!
さらに、本宮山には古くから山岳信仰が続く三河國における最大のパワースポット!
それが砥鹿神社なのです!
大切な人を守りたい人、良縁を結びたい人は是非ご参拝下さいませ~
砥鹿神社の写真ギャラリー
↓クリックで拡大、左右で移動。
アクセス
砥鹿神社
里宮:愛知県豊川市一宮町西垣内2
奥宮:愛知県豊川市上長山町本宮下4
JR飯田線の三河一宮駅から徒歩で約15分。