伊勢山皇大神宮
伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)は神奈川県横浜市に鎮座する神社です。
関東のお伊勢さんとして有名であると共に、伊勢神宮そのものがあるスゴい神社！
さらに、神社という古き歴史と、高層ビルという最先端がコラボする魅力的な鎮座地！
そんな素敵な伊勢山皇大神宮の見どころや、御朱印などを写真と共にお送り致します♪
伊勢山皇大神宮の見どころ
伊勢山皇大神宮へのアクセスは、桜木町駅（JR線・市営地下鉄線）徒歩10分ほど。
野毛山という高台に鎮座するため、ちょっと坂を登りますが、あっと言う間に鳥居！
銅製の神明鳥居で 昭和45年に創建100周年を記念して建立されました、
ちなみに神明鳥居とは、横の部材が角材で、下の部材は柱で止める鳥居のことです。
大注連柱
東日本では最大級の大注連柱。
大注連柱とは、柱と柱を注連縄で連結をする古式の鳥居のこと。
歴史ある古い神社で見かけますが、関東では激レアものです！
拝殿
大注連柱の先にあるのが、拝殿。
拝殿は木造で、屋根は銅板葺。鰹木が偶数、千木が内削ぎとなっています。
ちなみに、鰹木とは屋根の上にある丸太で、偶数が女神、奇数が男神。
千木とは、屋根にあるバッテンの事。先端が水平なら女神、垂直なら男神です。
本殿
伊勢山皇大神宮は関東のお伊勢さん。
なので、トップ・オブ・ザ・ゴッドである…
をご祭神としてお祭りしています。
つまり、とってもスゴい神社ってことです。
伊勢神宮そのものの本殿
さらにスゴいのは…
伊勢神宮そのものの拝殿！
似せたものではなくて、実際に伊勢にあったオリジナルです。
正確には、伊勢神宮・旧西宝殿なのですが、それでも素晴らしいの一言に尽きます。
さらに、市街地では絶対にNGな茅葺屋根も、特別な許可が下り、再現されています。
しかし…
こんな大きな社殿をどうやって移築したのでしょう？
それは、まず、旧西宝殿を丁寧にバラして、１つ１つをパーツに戻します。
で、いきなり移送するのではなく…
ちゃんと組み建てられるのか確認する為に、バラしたパーツを使って作り直します！
で、大丈夫と確認できたら、またまた丁寧にバラして、すべてのパーツを輸送。
最後にもう一回組み建てて、ようやく完成！
この膨大な職人さんの努力によって、新たな伊勢山皇大神宮のご本殿があるのです。
では、旧本殿はどうなったのでしょう？
それは、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市の鹿島御児神社へ譲渡。
この移築も、職人さんの努力と技術があってこそなのです。
杵築宮・子之大神
伊勢外宮の豊受大神をお祭りする杵築宮。
横浜港の主要な輸出品であった、糸や蚕種の守護神としてお祭りしています。
また、横浜の氏神である子之大神を合わせてお祭りしています。
なお、老朽化の影響でだいぶ傾いてますが…今は新しい社殿になったそうです。
大神神社（磐座）
奈良県にある大神神社の御分霊をお祭りする大神神社。
日本最古の神社としても有名です。
神社と言えば『社殿』をイメージしますが、それはただの上物でしかありません。
この磐座（いわくら）は、本来の姿でもある古代の祭祀場が再現されています。
照四海
伊勢山皇大神宮は高台に鎮座しており、その高台に設置されたのが『照四海』。
灯台を模した常夜灯で、横浜の船々はこれを目印にしたとの記録があります。
それにしても…
境内から見える、横浜ランドマークタワーの大きいこと大きいこと（笑）
伊勢山皇大神宮の御朱印
最近の流行もあって、伊勢山皇大神宮では、沢山の御朱印があります。
まず、通常の御朱印は、筆書に御朱印を押すシンプルなもの。
逆に、縁結の御利益がある子神社の御朱印。夏詣限定の御朱印はとってもカラフル。
その他にも、色々と限定御朱印があるので、ご興味ある方はレッツ・チャレンジ！
伊勢山皇大神宮のご利益
伊勢山皇大神宮はトップ・オブ・ザ・ゴッド天照大神をお祭りする神社。
恋愛も、仕事も、太陽が万物を照らすように大いなるご利益を授けてくださります。
ただ、本殿を移築した時のように…
このご利益で一番ではないでしょうか？
伊勢山皇大神宮のまとめ
関東のお伊勢さんとして有名なだけでなく、伊勢神宮そのものがある神社。
さらには、東日本最大の大注連柱や、古代の祭祀場が再現されているご聖域。
それが…
伊勢山皇大神宮です。
参拝後は日本丸を始め、港街横浜ならではの景観が楽します。
是非、ご参拝を～
伊勢山皇大神宮の写真ギャラリー
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伊勢山皇大神宮へのアクセス
伊勢山皇大神宮
神奈川県横浜市西区宮崎町６４
桜木町駅（JR線・市営地下鉄線）徒歩10分
日ノ出町駅（京浜急行）より徒歩10分